テキストファイルの読み込み

Arduino:
テキストファイルの読み込み

How to: (方法)

以下に、Arduinoでテキストファイルを読み込む簡単なコードを示します。先にmicroSDカードに接続されたSDカードモジュールが必要です。

#include <SD.h>
#include <SPI.h>

File myFile;

void setup() {
  Serial.begin(9600);
  while (!Serial) {
    ; // 待機してシリアルポートが開くのを待つ
  }

  if (!SD.begin(4)) {
    Serial.println("SDカードの初期化に失敗しました。");
    return;
  }
  
  myFile = SD.open("example.txt");
  if (myFile) {
    while (myFile.available()) {
      Serial.write(myFile.read());
    }
    myFile.close();
  } else {
    Serial.println("ファイルを開けませんでした。");
  }
}

void loop() {
  // ここには何も書かない
}

このコードは"example.txt"の内容をシリアルモニタに出力します。

Deep Dive (深堀り)

テキストファイルを読む機能は、最初のコンピューターが登場して以来のもの。ファイルシステムはOSの大事な部分。Arduinoにおいては、通常SDカードモジュールを使用して実現する。SPI通信を経由し、SDライブラリが利用される。他の方法としては、EEPROMやフラッシュメモリの使用もあるが、容量が大きなファイルではSDカードが適している。実装上の詳細では、Fileオブジェクト、openavailablereadcloseメソッドの使い方が重要。

See Also (参照)

読み込むファイルの種類やSDカードのセットアップ手順についてもっと学びたければ、これらのリンクをチェックしてみてください。