Bash:
JSONを活用する

使い方:

Bash自体には組み込みのJSON解析機能がありませんが、jqはこのギャップを埋める強力なコマンドラインJSONプロセッサです。使い方は以下の通りです:

JSONファイルの読み込み:

data.jsonのサンプル:

{
  "name": "Jane Doe",
  "email": "[email protected]",
  "location": {
    "city": "New York",
    "country": "USA"
  }
}

JSONファイルから名前を読み取り抽出するには:

jq '.name' data.json

出力:

"Jane Doe"

JSONデータの修正:

都市を「Los Angeles」に更新してファイルに書き戻すには:

jq '.location.city = "Los Angeles"' data.json > temp.json && mv temp.json data.json

変数からのJSON解析:

Bash変数にJSONが含まれている場合、jqはそれでも処理できます:

json_string='{"name": "John Doe", "email": "[email protected]"}'
echo $json_string | jq '.name'

出力:

"John Doe"

配列の扱い:

JSON内の項目の配列が与えられた場合:

{
  "items": ["apple", "banana", "cherry"]
}

2番目のアイテムを抽出するには(インデックスは0から開始):

jq '.items[1]' data.json

出力:

"banana"

より複雑な操作やフィルタリングについては、jqには包括的なマニュアルとチュートリアルがオンラインで利用可能であり、すべてのBash/JSONのニーズに対する多用途なツールとなっています。