Clojure:
CSVとの作業

方法:

CSVファイルの読み込み

Clojureには、標準ライブラリにCSVパーシングのビルトイン機能はありませんが、この目的にclojure.data.csvライブラリを使うことができます。まず、プロジェクトの依存関係にライブラリを追加します。

project.cljに以下の依存関係を追加します。

[clojure.data.csv "1.0.0"]

CSVファイルを読み込んで各行を印刷するには:

(require '[clojure.data.csv :as csv]
         '[clojure.java.io :as io])

(with-open [reader (io/reader "path/to/yourfile.csv")]
  (doall
   (map println (csv/read-csv reader))))

これにより、CSVの各行がClojureのベクタとして出力されます。

CSVファイルへの書き込み

CSVファイルにデータを書き込むには、同じclojure.data.csvライブラリを使用できます:

(require '[clojure.data.csv :as csv]
         '[clojure.java.io :as io])

(let [data [["id" "name" "age"]
            ["1" "John Doe" "28"]
            ["2" "Jane Doe" "31"]]]
  (with-open [writer (io/writer "path/to/outputfile.csv")]
    (csv/write-csv writer data)))

これにより、outputfile.csvが作成され(または上書きされ)、指定されたデータで満たされます。

サードパーティライブラリの使用: clojure.data.csv

ClojureにおけるCSV処理のための最も単純なライブラリとしてclojure.data.csvが挙げられますが、特別な文字や非標準の区切り文字を含むCSVを扱うような、より複雑なタスクに対しては、エコシステム内の追加のオプションを探索したり、Apache Commons CSVなどのJavaインタロプライブラリを検討することもあります。しかし、Clojureにおけるほとんどの標準的なCSV処理タスクについては、clojure.data.csvがシンプルかつ効果的なツールセットを提供します。