Clojure:
HTTPリクエストの送信
How to: (やり方)
ClojureでHTTPリクエストを送る基本的な方法です。clj-http
ライブラリを使ってGETリクエストを示します。
(require '[clj-http.client :as client])
;; GETリクエスト
(def response (client/get "https://api.example.com/data"))
;; レスポンスのステータスコードを出力
(println (:status response))
;; レスポンスボディを出力
(println (:body response))
出力例:
200
{"key1":"value1","key2":"value2"}
Deep Dive (深掘り)
clj-http
はClojureのHTTPクライアントライブラリで、Apache HttpClientのラッパーです。1999年に定義されたHTTP/1.1までとは異なり、現代のHTTPクライアントは非同期や新しいHTTP/2規格をサポートしています。clj-http
は同期通信に重点を置いていますが、非同期リクエストもできます。代わりとして、http-kit
やaleph
も人気です。これらは並行性に強く、非同期通信にも対応しています。
実装時、以下の点を考慮する必要があります:
- エラーハンドリング: レスポンスが期待通りでない場合の対応が必要です。
- ヘッダーとパラメータ: 正確に指定しなければ、サーバーとの通信がうまくいかないことがあります。
- タイムアウト: 長時間のリクエストはタイムアウトを設定してリソースを守るべきです。
- レートリミット: 多くのAPIはリクエストの頻度に制限を設けています。リクエスト間隔を守らないとブロックされる可能性があります。
See Also (関連リンク)
clj-http
リポジトリ: https://github.com/dakrone/clj-http- Clojure公式ドキュメント: https://clojure.org/
http-kit
プロジェクト: http://www.http-kit.org/aleph
ライブラリ: https://github.com/ztellman/aleph- Apache HttpClient: https://hc.apache.org/httpcomponents-client-ga/