C++:
HTTPリクエストの送信
How to: (やり方)
C++では、いくつかのライブラリでHTTPリクエストを扱うことができます。一例としてcpr
というライブラリを使ってGETリクエストを送るコードを見てみましょう。
#include <cpr/cpr.h>
#include <iostream>
int main() {
// httpbin.orgで簡易的なGETリクエストを送る
cpr::Response r = cpr::Get(cpr::Url{"http://httpbin.org/get"});
// 結果を表示
std::cout << "Status Code: " << r.status_code << std::endl; // HTTPステータスコード
std::cout << "Response Body: " << std::endl << r.text; // レスポンスボディ
}
実行結果はこんな感じです:
Status Code: 200
Response Body: {
...
// ここにJSON形式でのレスポンスが続きます
}
cpr
ライブラリを使えば、簡単にHTTPリクエストを送るプログラムを書けるわけです!
Deep Dive (深掘り)
HTTPリクエストの送信は、初期のインターネットから実行されています。HTTP/1.1やHTTP/2のように、時代と共にプロトコルも進化し、より効率的な通信が可能になっています。
C++でHTTPリクエストを送るには、事前にlibcurl
のような外部ライブラリをインストールする方法がありましたが、最近ではBoost.Beast
、cpr
のように、使いやすさを追求したライブラリが普及しています。
また、実装の詳細については、リクエストのタイプ(GET, POST, DELETEなど)、ヘッダー情報やタイムアウト、エラーハンドリングなど、注意すべき点が数多くあります。これらの知識は、安定した通信のためには欠かせません。
See Also (関連情報)
cpr
GitHubリポジトリ: https://github.com/libcpr/cpr- HTTPプロトコル詳細 (MDN Web Docs): https://developer.mozilla.org/en-US/docs/Web/HTTP
libcurl
公式サイト: https://curl.haxx.se/libcurl/- Boost.Beastドキュメント: https://www.boost.org/doc/libs/release/libs/beast/
プログラミングに関する冒険は、新しい知識を一つずつ積み上げていくことから始まります。適切なライブラリを選んで、ネットワークを介したやり取りをマスターしましょう!