Elm:
CSVとの作業

方法:

Elmは、CSVのパースや生成をサポートしている組み込み機能を持っていません。代わりに、panosoft/elm-csvのようなサードパーティのパッケージがよく利用されます。以下の例は、このライブラリーを使用したCSVパースと生成の基本的な使い方を示しています。

CSVのパース

まず、CSVパッケージをElmプロジェクトに追加する必要があります:

elm install panosoft/elm-csv

次に、CSV文字列をレコードのリストにパースすることができます。簡単な例を示します:

import Csv

csvData : String
csvData =
    "name,age\nJohn Doe,30\nJane Smith,25"

parseResult : Result String (List (List String))
parseResult =
    Csv.parse csvData

-- サンプル出力: Ok [["name","age"],["John Doe","30"],["Jane Smith","25"]]

CSVの生成

ElmのデータからCSV文字列を生成するには、Csv.encode関数を使用します:

import Csv

records : List (List String)
records =
    [ ["name", "age"]
    , ["John Doe", "30"]
    , ["Jane Smith", "25"]
    ]

csvOutput : String
csvOutput =
    Csv.encode records

-- サンプル出力: "name,age\nJohn Doe,30\nJane Smith,25\n"

このシンプルなアプローチにより、Elmアプリケーション内でCSV機能を統合し、データの操作と交換において型安全な環境を活用することができます。