Elm:
部分文字列の抽出
How to: (やり方:)
Elmで部分文字列を取得するには、String.slice
関数を使います。slice start end str
は、str
で指定された文字列から start
から end
の範囲の部分文字列を返します(start
は含まれ、end
は含まれません)。end
が文字列の長さを超える場合、結果の文字列は start
から文字列の終わりまでになります。
import String
substringExample : String
substringExample =
String.slice 0 5 "Hello, World!"
-- "Hello"
substringExample2 : String
substringExample2 =
String.slice 7 12 "Hello, World!"
-- "World"
Deep Dive (詳細な解析)
Elmでは文字列操作が言語の設計からシンプルにされています。String.slice
関数は内部的にJavaScriptのslice()
メソッドを利用して高速に動作します。この関数に関する重要な歴史的背景は、Elmが常にパフォーマンスと安全性に焦点を当てていることです。例えば、インデックスが不正な場合は空の文字列を返します。String.sub
やString.left
といった代替関数もありますが、String.slice
が最も一般的に使われる方法です。
See Also (関連情報)
- Elmの公式
String
モジュールのドキュメント: http://package.elm-lang.org/packages/elm-lang/core/latest/String - JavaScriptの
slice()
メソッドについての詳細な解説: https://developer.mozilla.org/en-US/docs/Web/JavaScript/Reference/Global_Objects/String/slice