Elm:
デバッグ出力を表示する
How to: (やり方)
Elmでは、Debug
モジュールを使ってデバッグ情報をコンソールに出力します。以下はその一例です。
import Debug
main =
let
valueToInspect = "デバッグ出力するテキスト"
_ = Debug.log "デバッグ情報" valueToInspect
in
-- これ以降でアプリケーションを定義します
これを実行すると、ブラウザのコンソールに以下のように表示されます。
デバッグ情報: "デバッグ出力するテキスト"
Debug.log
の第一引数は、出力されるメッセージのラベル、第二引数は印刷したいデータです。
Deep Dive (詳しい解説)
ElmのDebug
モジュールはデバッグ専用で、最終的なアプリケーションには含めるべきではありません。歴史的には、デバッグ出力は多くの言語で行われており、コンソール出力はその一般的な方法です。
Elm 0.19では、Debug
モジュールの一部の関数は本番環境のビルドで使うことができません。これは、デバッグコードが本番環境に侵入するのを防ぐためです。
Debug.log
以外の方法としては、Debug.todo
やDebug.toString
などもありますが、基本的にデバッグ情報の出力は前述した方法に集約されます。
See Also (関連情報)
- ElmのDebugモジュールに関する公式ドキュメント: https://package.elm-lang.org/packages/elm/core/latest/Debug
- コンソールデバッグについてのMozillaのドキュメント: https://developer.mozilla.org/en-US/docs/Learn/Common_questions/What_are_browser_developer_tools
これらのリソースを使って、Elmでのデバッグ出力についてさらに学んでください。