Fish Shell:
部分文字列の抽出
How to (方法)
# サブストリング抽出の例:
set my_string "Fish Shell is fun!"
# 6文字目から10文字目を取り出す
echo $my_string | string sub -s 6 -l 5
出力: Shell
# 文字列の先頭から4文字を取り出す
echo $my_string | string sub -l 4
出力: Fish
# 文字列の末尾から3文字を取り出す
echo $my_string | string sub -s -3
出力: n!
Deep Dive (深掘り)
Fish Shellでは、string
コマンドがバージョン 2.3.0 から利用可能です。他のシェル言語と比べ、Fishは構文が簡単で直感的。似たような処理が cut
や awk
コマンドで可能ですが、string
を使う方がFishでは自然です。サブストリングの抽出は -s
(開始位置の指定)と -l
(長さの指定)オプションで管理します。この直感的なアプローチはプログラマーが素早く目的の文字列を操作できるように設計されています。
See Also (関連情報)
- Fish公式ドキュメント: https://fishshell.com/docs/current/
string
コマンドについての詳細: https://fishshell.com/docs/current/cmds/string.html- シェルスクリプトチュートリアル: https://www.learnshell.org/