Java:
TOMLを扱う方法

使い方:

TOMLパーシングライブラリが必要です。toml4jの使用をお勧めします。プロジェクトに次のように追加してください:

// これをbuild.gradleに追加
dependencies {
    implementation 'com.moandjiezana.toml:toml4j:0.7.2'
}

TOMLファイルのパース方法は次のとおりです:

import com.moandjiezana.toml.Toml;

public class TomlExample {
    public static void main(String[] args) {
        Toml toml = new Toml().read("""
            [server]
            ip = "192.168.1.1"
            port = 80
            """);

        String ip = toml.getString("server.ip");
        Integer port = toml.getLong("server.port").intValue();
        
        System.out.println("サーバーIP: " + ip);
        System.out.println("サーバーポート: " + port);
    }
}

サンプル出力:

サーバーIP: 192.168.1.1
サーバーポート: 80

詳細解説

GitHubの共同創設者であるTom Preston-Wernerによって開発されたTOMLは、XMLよりも単純で、YAMLよりも具体的であることを目指しています。その最新バージョン1.0.0は、2021年にリリースされ、安定した機能セットを提供します。

JSONやYAMLのような代替品も人気があります。JSONはデータ交換に優れています。YAMLは複雑な設定に対してより人間が読みやすいです。TOMLの強みはその直感性とRustコミュニティでの使用です。

JavaでTOMLを使用する際の実装については、選択するパーサーが重要です。toml4jの他に、jackson-dataformat-tomlを選ぶ人もいます。エラーハンドリングやパースのパフォーマンスなど、細かな違いがありますので、プロジェクトのニーズに基づいて選択してください。

参照

  • TOML仕様:https://toml.io/en/
  • toml4j GitHub:https://github.com/mwanji/toml4j
  • jackson-dataformat-toml:https://github.com/FasterXML/jackson-dataformats-text/tree/main/toml