JavaScript:
TOMLを扱う方法
使い方:
JavaScriptでTOMLを扱うには、@iarna/toml
のようなパーサーが必要です。まず、それをインストールします:npm install @iarna/toml
。次に、TOML文字列をJavaScriptオブジェクトにパースするか、JavaScriptオブジェクトをTOML形式に文字列化します。
const toml = require('@iarna/toml');
// TOML文字列をJSオブジェクトにパース
const tomlStr = `
title = "TOML Example"
[database]
server = "192.168.1.1"
ports = [ 8001, 8001, 8002 ]
`;
const parsedData = toml.parse(tomlStr);
console.log(parsedData);
// JSオブジェクトをTOML文字列に変換
const jsObject = {
title: "TOML Example",
database: {
server: "192.168.1.1",
ports: [8001, 8001, 8002]
}
};
const tomlString = toml.stringify(jsObject);
console.log(tomlString);
深堀り
TOMLは2013年にGitHubの共同創立者であるTom Preston-Wernerによって最初にリリースされました。INIなどの他のフォーマットよりも標準化されており、解析が容易であることを目指して設計されました。JSONやYAMLも代替案ですが、複雑すぎるか、柔軟性が高すぎることがあります。TOMLの利点は、シンプルでクリアなフォーマットが好まれる静的な設定にあります。その設計は、プロパティ名とその値に対応するキーと値をハッシュテーブルに直接マッピングできるようにします。より広い採用を望む場合は、異なるエコシステムのサポートにより、TOMLと他のフォーマット間で変換できるツールを統合する必要があるかもしれません。
参照
- 公式のTOML GitHubリポジトリ: https://github.com/toml-lang/toml
- TOML vs. YAML vs. JSONの比較: https://gist.github.com/oconnor663/9aeb4ed56394cb013a20
- npm
@iarna/toml
パッケージ: https://www.npmjs.com/package/@iarna/toml