本
JavaScript
第6章. ファイルと入出力
一時ファイルの作成

JavaScript:
一時ファイルの作成

How to: (やり方)

JavaScript自体には一時ファイルを直接作る機能はありませんが、Node.jsで簡単にできます。次はtmpというパッケージを使った一時ファイル作成の例です。

// 必要なパッケージをインストール
// npm install tmp

const tmp = require('tmp');

// 一時ファイルを作成
tmp.file((err, path, fd, cleanupCallback) => {
  if (err) throw err;

  console.log(`一時ファイルのパス: ${path}`);
  // ここでファイルを使用

  // 仕事が終わったらクリーンアップを実行
  cleanupCallback();
});

// 出力例: 一時ファイルのパス: /tmp/tmp-9Xx3uc

Deep Dive (深掘り)

一時ファイルはUNIX系のシステムでよく見られます(/tmpディレクトリ)。以前は、プログラムが手動で一時ファイルを管理し、セキュリティリスクが高かった。今は、ライブラリがより安全に一時ファイルを扱う手法を提供します。tmpパッケージの代わりにfsモジュールを使った手動の方法もありますが、セキュリティや例外処理を自分で管理する必要があります。データベースやメモリストアを利用するのも一時データの保存には一般的ですが、シナリオによっては一時ファイルの方が適している場合もあります。

See Also (関連情報)

ディレクトリが存在するかどうかの確認テキストファイルの読み込み