JavaScript:
新しいプロジェクトを始める
How to: (やり方)
新しいJavaScriptプロジェクトを始める基本的な手順を見てみましょう。Node.jsがインストールされていると仮定して話を進めます。
- 新しいディレクトリ作成:
mkdir my-new-project
cd my-new-project
- パッケージ管理ファイルの初期化:
npm init -y
- 必要なパッケージのインストール (例:Express):
npm install express
- 簡単なサーバーのセットアップ:
const express = require('express');
const app = express();
app.get('/', (req, res) => {
res.send('Hello, World!');
});
app.listen(3000, () => {
console.log('Server running on http://localhost:3000');
});
- サーバーの起動:
node app.js
サンプル出力:
Server running on http://localhost:3000
Deep Dive (深掘り)
JavaScriptプロジェクトの開始は、環境設定から始まります。Node.jsは1995年に生まれたJavaScriptをサーバーサイドで動かせるようにしたプラットフォームです。他にもDenoやBunなどの選択肢もありますが、Node.jsが今でも最も普及しています。
プロジェクトは小さく始めるのがコツです。npm init
はプロジェクトメタデータを格納するpackage.json
ファイルを生成し、パッケージ依存関係の管理を楽にします。ExpressはWebアプリケーションフレームワークで、ルーティングやミドルウェアのサポートを提供。簡単なREST APIやWebサーバーなどの構築に適しています。
プロジェクトのスケールが拡大するにつれ、WebpackやBabelなどのツールを導入し、コードのトランスパイルやバンドルを行うことが一般的です。TypeScriptの導入も型安全性と保守性の向上に役立ちます。
See Also (関連リンク)
- npmドキュメント
- Express公式ガイド
- JavaScript.info - JavaScriptの基礎から応用まで幅広くカバーしているリソース
- MDN Web Docs - JavaScript - JavaScriptに関する詳細なドキュメントとチュートリアル