JavaScript:
文字列の連結
How to: (方法)
JavaScriptで文字列を連結する基本的な方法は+
を使うことです。ES6以降ではバックティック(``)でテンプレートリテラルを使うともっと読みやすくなります。
// "+" 演算子を使用する
let greeting = "こんにちは、" + "世界!";
console.log(greeting); // "こんにちは、世界!"
// テンプレートリテラルを使用する
let name = "太郎";
let age = 25;
let introduction = `私の名前は${name}です。年齢は${age}歳です。`;
console.log(introduction); // "私の名前は太郎です。年齢は25歳です。"
Deep Dive (深掘り)
初期のJavaScriptでは+
演算子しかなく、長い文字列を連結するのは少々面倒でした。ES6の導入でテンプレートリテラルが加わり、変数の埋め込みが容易になりました。また、Array.join()
や concat()
メソッドもありますが、ES6のテンプレートリテラルが最も読みやすく推奨されています。
パフォーマンスについては状況に応じて異なります。+
演算子はシンプルな連結には早いですが、多くの文字列を結合する場合にはテンプレートリテラルやArray.join()
の方が効率的です。古いブラウザサポートが必要な場合、テンプレートリテラルはポリフィル(polyfill)を使う必要があるかもしれません。
See Also (関連情報)
- MDN Web Docsによるテンプレートリテラルの詳細: テンプレートリテラル (MDN)
- 文字列操作の全般的なガイド: JavaScript の文字列操作ガイド (MDN)
- 異なるJavaScript連結方法のベンチマーク: JavaScript String Concatenation Benchmarks