部分文字列の抽出

Kotlin:
部分文字列の抽出

How to: (方法)

fun main() {
    val str = "こんにちは、世界!"
    val sub1 = str.substring(0, 5) // 最初から5文字目まで
    val sub2 = str.substring(5)    // 6文字目から最後まで

    println(sub1) // 出力: こんにちは
    println(sub2) // 出力: 、世界!
}

Deep Dive (詳細情報)

文字列操作は、プログラミングの黎明期からコンピュータサイエンスの基本的な要素です。Kotlinでは、substring関数はシンプルで直感的なAPIを提供し、Stringクラスの一部として実装されています。JavaのStringクラスから継承されたこのメソッドは、堅牢な文字列処理能力を受け継ぎながら、Kotlinらしい洗練された呼び出し方をします。substringには開始インデックスだけではなく、終了インデックスを指定するオーバーロードされたバージョンも存在し、柔軟な操作が可能です。代替方法として、takedropのような拡張関数を利用することもできますが、明確な範囲を指定して切り出すときはsubstringがもっとも一般的です。

See Also (関連情報)

  • Kotlinの公式ドキュメンテーションでのStringクラス: Kotlin Strings