本
PHP
第10章. データフォーマットとシリアライゼーション
JSONを活用する

PHP:
JSONを活用する

使い方：

PHPでのJSONの取り扱いは、組み込み関数json_encode()とjson_decode()のおかげで簡単です。以下に、PHP配列をJSON文字列に変換する例とその逆の例を示します：

PHP配列をJSON文字列にエンコードする 

// 連想配列を定義
$data = [
    "name" => "John Doe",
    "age" => 30,
    "email" => "[email protected]"
];

// PHP配列をJSON文字列に変換
$jsonString = json_encode($data);

// JSON文字列を出力
echo $jsonString;

サンプル出力：

{"name":"John Doe","age":30,"email":"[email protected]"}

JSON文字列をPHP配列にデコードする 

// JSON文字列
$jsonString = '{"name":"John Doe","age":30,"email":"[email protected]"}';

// JSON文字列をPHP配列に変換
$data = json_decode($jsonString, true);

// PHP配列を出力
print_r($data);

サンプル出力：

Array
(
    [name] => John Doe
    [age] => 30
    [email] => [email protected]
)

サードパーティライブラリであるGuzzleHttpを利用する

複雑なJSONおよびウェブリクエストの処理には、人気のPHPライブラリであるGuzzleHttpが使用されます。このライブラリはHTTPリクエストを簡素化し、JSONデータを簡単に扱うことができます。

Composerを使用したインストール：

composer require guzzlehttp/guzzle

リクエスト例：

require 'vendor/autoload.php';

use GuzzleHttp\Client;

$client = new Client();

// JSONを返すAPIへのリクエストを送信
$response = $client->request('GET', 'https://api.example.com/data', [
    'headers' => [
        'Accept' => 'application/json',
    ],
]);

// JSONレスポンスをPHP配列にデコード
$data = json_decode($response->getBody(), true);

// データを出力
print_r($data);

APIが類似のJSONデータを返すことを前提として：

Array
(
    [name] => John Doe
    [age] => 30
    [email] => [email protected]
)

これは、ネイティブ関数とGuzzleHttpのような堅牢なライブラリを使用して、より複雑なタスクに対処する場合も含め、PHPでJSON操作を容易に行うことを示しています。

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