PowerShell:
正規表現の使用
方法:
PowerShellでは、-match
、-replace
、-split
オペレーターなどを使用して、正規表現を使ったアクションを実行できます。いくつかの例を探ってみましょう:
文字列がパターンに一致するかチェックするために -match
を使用
このオペレーターはパターンが文字列内に見つかった場合は $true
を、そうでない場合は $false
を返します。
"hello world" -match "\w+orld"
# 出力: True
マッチした値の抽出
自動変数 $matches
にアクセスすることで、マッチした値を抽出できます。
if ("I have 100 apples" -match "\d+") {
"Number found: " + $matches[0]
}
# 出力: Number found: 100
置換のために -replace
を使用
-replace
オペレーターは、指定した置換文字列でパターンの全出現箇所を置換します。
"foo bar baz" -replace "ba[rz]", "qux"
# 出力: foo qux qux
-split
で文字列を分割
文字列を、regexパターンに基づいて文字列のサブ配列に分割します。
"The quick-brown_fox jumps" -split "[-_ ]"
# 出力: The quick brown fox jumps
高度なパターンマッチング
PowerShellは [regex]
クラスを通じて、より複雑なregex操作をサポートしており、Matches()
、Replace()
、Split()
などのメソッドにアクセスできます。
[regex]::Matches("June 24, August 9, Dec 12", "\b[A-Za-z]+\b").Value
# 出力: June August Dec
[regex]::Replace("100,000", "\B(?=(?:\d{3})+(?!\d))", ",")
# 出力: 100,000
[regex]::Split("one,two;three four", ",|;| ")
# 出力: one two three four
これらの例は、データ操作とパターンマッチングにおいて、PowerShellでの正規表現の力と汎用性を示しています。regexを活用することで、プログラマーは効率的に複雑なテキスト処理を実行できます。