Python:
一時ファイルの作成
How to: (方法)
Pythonではtempfile
モジュールを使用して一時ファイルを簡単に作成できます。以下は一時ファイルを作成し、使う例です。
import tempfile
# 一時ファイルを作成し、書き込みをする
with tempfile.TemporaryFile(mode='w+t') as tf:
tf.write('Pythonで一時ファイル作成')
tf.seek(0) # ファイルの先頭に戻る
print(tf.read()) # ファイルの内容を読み取る
# ファイルは自動的に削除されます
出力:
Pythonで一時ファイル作成
Deep Dive (深掘り)
tempfile
モジュールはPythonの標準ライブラリに含まれています。1999年にPython 1.5.2で追加されました。一時ファイルは、プログラムが終了すると自動で削除されるため、ディスクをクリーンに保つのに役立ちます。NamedTemporaryFile
はファイル名が必要な場合に使い、TemporaryFile
はファイル名なしで構いません。他言語にも似た機能を提供するライブラリがありますが、Pythonのtempfile
は使いやすさで優れています。
See Also (関連情報)
- tempfile — Generate temporary files and directories :Python公式ドキュメント
- Pythonの標準ライブラリ :一時ファイル以外の様々なモジュール探索