Ruby:
YAML を操作する
使い方:
RubyはPsychと呼ばれる組み込みライブラリを含んでおり、YAMLの解析と出力が可能です。これを使用するには、まずYAML標準ライブラリを要求する必要があります。ここに基本的な例を示します:
require 'yaml'
# シリアライズされたハッシュ
person = { name: "John Doe", age: 30, skills: ["Ruby", "JavaScript"] }
# ハッシュをYAMLに変換
yaml_data = person.to_yaml
puts yaml_data
サンプル出力:
---
:name: John Doe
:age: 30
:skills:
- Ruby
- JavaScript
YAMLデータをRubyオブジェクトに戻すには:
loaded_person = YAML.load(yaml_data)
puts loaded_person
サンプル出力:
{name: "John Doe", age: 30, skills: ["Ruby", "JavaScript"]}
サードパーティ製ライブラリの使用:
標準ライブラリは基本的なタスクには十分ですが、より複雑なニーズに対しては、‘safe_yaml’のようなサードパーティ製のgemを検討するかもしれません。このようなライブラリを使用するには、まずgemをインストールする必要があります:
gem install safe_yaml
その後、ユーザー制御のソースからのオブジェクトインスタンス化のようなリスクを緩和しながら、安全にYAMLデータをロードするためにそれを使用できます:
require 'safe_yaml'
safe_loaded_person = SafeYAML.load(yaml_data)
puts safe_loaded_person
サンプル出力:
{name: "John Doe", age: 30, skills: ["Ruby", "JavaScript"]}
このアプローチは、信頼できないソースからYAMLをロードするアプリケーションにとって良い選択肢となり、YAMLの取り扱いのセキュリティを強化します。