本
Ruby
第11章. HTMLとウェブ
ウェブページのダウンロード

Ruby:
ウェブページのダウンロード

How to: (方法)

Rubyではnet/httpを利用して簡単にウェブページをダウンロードできます。

require 'net/http'
require 'uri'

url = URI.parse('http://www.example.com/index.html')
response = Net::HTTP.get_response(url)

if response.is_a?(Net::HTTPSuccess)
  File.write('example.html', response.body)
  puts 'Downloaded and saved as example.html'
else
  puts 'Download failed'
end

実行結果:

Downloaded and saved as example.html

Deep Dive (深掘り)

もともとウェブページのダウンロードは、ブラウザが自動的に行うものでした。しかしAPIとウェブのデータが増えたため、バックエンドやスクリプトからウェブページをダウンロードする必要が出てきました。net/httpはRuby標準ライブラリで、複雑な設定なしにHTTPリクエストができます。もし高度な機能が必要ならば、httpartyやrest-clientのようなサードパーティのgemも検討する価値があります。これらはレスポンス処理や例外管理に関する更に柔軟なオプションを提供します。

See Also (関連情報)

HTMLの解析