Ruby:
文字列の連結

How to: (方法)

Rubyで文字列を結合するには、+<<concat#{}(文字列内挿)等の方法があります。例を見てみましょう。

# `+`を使った基本的な例
greeting = "こんにちは、" + "世界!"
puts greeting
# 出力: こんにちは、世界!

# `<<` を使ってみましょう。これは破壊的なメソッドです。
location = "Ruby"
location << "プログラミング"
puts location
# 出力: Rubyプログラミング

# `concat` メソッドの使用例
name = "太郎"
name.concat("さん")
puts name
# 出力: 太郎さん

# 文字列内挿を使う方法
item = "本"
price = 1500
puts "#{item}の価格は#{price}円です。"
# 出力: 本の価格は1500円です。

Deep Dive (探求)

文字列結合は初期のプログラミングからあります。Rubyが登場した1995年から、文字列操作は重要な機能です。破壊的な方法(<<concat)だと元の文字列自体を変更します。一方、+は新しい文字列オブジェクトを作ります。

他の言語では連結に専用の関数や演算子を用いますが、Rubyはオブジェクト指向の柔軟性を活かして多様な方法を提供します。例えば、配列のjoinメソッドを使っても文字列を結合できます。

# 配列`join`メソッドを使った例
words = ["Ruby", "は", "楽しい"]
puts words.join(" ")
# 出力: Ruby は 楽しい

+はシンプルで理解しやすいが、大量の文字列処理ではメモリの効率が悪くなることがあります。この場合、<<concatの使用が推奨されます。

See Also (関連情報)