デバッグ出力を表示する

Rust:
デバッグ出力を表示する

How to: (やり方)

fn main() {
    let my_var = vec![1, 2, 3];
    println!("Debug output: {:?}", my_var); // 標準的なデバッグ出力
}

出力結果:

Debug output: [1, 2, 3]

上級者向け:

fn main() {
    let my_struct = MyStruct { x: 10, y: 20 };
    println!("Debug output: {:#?}", my_struct); // より読みやすい形式
}

#[derive(Debug)]
struct MyStruct {
    x: i32,
    y: i32,
}

出力結果:

Debug output: MyStruct {
    x: 10,
    y: 20,
}

Deep Dive (踏み込んだ内容)

デバッグ出力は古くから開発者の間で使われてる。昔はprint文だけだったけど、Rustではprintln!マクロを使う。これにより、フォーマットされた出力が可能。

代わりにlogクレートを使う手もある。これは、異なるログレベルでの出力管理を可能にする。

デバッグ出力では{:?}{:#?}プレースホルダーが使われる。対象の型にDebugトレイトが実装されてないといけない。自分で作った構造体には、#[derive(Debug)]アトリビュートを追加する必要があるんだ。

See Also (関連情報)