C++:
テキストファイルの読み込み
How to: (方法)
#include <iostream>
#include <fstream>
#include <string>
int main() {
std::ifstream file("example.txt");
if (!file.is_open()) {
std::cerr << "ファイルを開けませんでした!" << std::endl;
return 1;
}
std::string line;
while (getline(file, line)) {
std::cout << line << std::endl;
}
file.close();
return 0;
}
テキストファイルexample.txt
にそれぞれ異なる内容の行があるとします。 すると上のコードの出力は、ファイル内のそれぞれの行を新しい行で出力します。
Deep Dive (深掘り)
ファイルからテキストを読むのは、初期のプログラミングからある基本的な操作です。<fstream>
はC++においてストリームを通したファイルI/Oを扱うためのライブラリです。古い代替手段にはCのstdio.h
がありますが、C++では型安全性や例外処理などの利点から<fstream>
が推奨されています。
ライブラリのバックグラウンドは、読み取り操作を抽象化し、データを順不同に扱えるようにしています。そのため、ファイルからデータ取り込みの方法はシンプルですが、効率や例外処理などの重要な側面も考慮する必要があります。