Java:
コマンドライン引数の読み取り
How to: (方法)
public class CommandLineExample {
public static void main(String[] args) {
if (args.length > 0) {
System.out.println("引数が指定されています!");
for (String arg : args) {
System.out.println("引数: " + arg);
}
} else {
System.out.println("引数がありません。");
}
}
}
コマンドラインから実行:
$ javac CommandLineExample.java
$ java CommandLineExample これはテストです。
引数が指定されています!
引数: これは
引数: テストです。
Deep Dive (深掘り)
コマンドライン引数はUNIXやDOSの時代から使われている古典的な手法です。JavaではString[] args
をmain
メソッドのパラメータとして使うことでアクセスします。代替手段としてはプロパティファイル、環境変数、GUI要素の利用などがありますが、初期設定や環境特有の値には引数が便利です。引数の数、順序、そして型は実施する処理によって決まり、必要に応じて変換・検証を行うべきです。
See Also (関連情報)
- Oracle Java Documentation - Command-Line Arguments
- Apache Commons CLI: コマンドライン引数を解析するためのライブラリ
- JArgs: コマンドラインオプションパーサーのためのGNU GPLライブラリ